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55

55歳と68日

喫煙習慣ができておおかた35年以上の月日が流れた。

途中でショートホープ、チェリー、ラッキーストライクジョーカーなどに浮気したこともあったが、結局はセブンスター(それもソフト)が一番自分に合っているような気がする。

シガレットだけでなく、パイプ、煙管、手巻きなどもかじったが、どれも帯に短し、襷に長し・・・、結局はセブンスターに戻ってしまうのだ。

会社で仕事をしている時は昼休みに2本、帰りに2本くらいしか吸わないが、その分、自宅に戻ると鎖喫煙になってしまう。

以前読んだ、「手巻きタバコ STYLE BOOK」という本の中で、鹿児島のタバコ屋さんのご主人の「そろそろ惰性のたばこはやめにしたらどう?」というニュアンスの言葉が紹介されていた。

そう、いわゆる「ながら煙草」はやめにして、ゆっくりと煙草吸う時間を確保して、喫煙自体を楽しみましょう、という意味合いのようだ。

思えば、自分の喫煙スタイルは「ながら煙草」。何かをしながら煙草を吸う。だから、シガレットが一番扱いやすく、吸いやすい。

しかし、それって本当にその時、煙草を吸う必要があるのか?と聞かれると、答える言葉が見つからない。

今までの喫煙経験の中で、本当に煙草が美味いと思ったのは、大学時代、運送会社で力仕事をした後に吸う一服だった。

いい汗をかいて一服。健康なんだか不健康なんだかわからないけど、すごく充実した気分になったことは記憶に残っている。

思えば最近はそんな気持ちになったことがない。

Lazy morning